ラジャダムナンスタジアムでBKFCタイランド3開催！rsc products がプロモーション
バンコク発オダサイレポート
サワディーカップ タイ支部のオダサイです。 9月3日に行われるベアナックル団体BKFCタイランドのラジャダムナンスタジアム大会において、タイの伝説的ファイター、ブアカーオがメインイベントに出場します。 rscproductsはBKFCタイランドとも協力し、この大会より、タイでのポップアップショップなどのプロモーション活動を開始します。 ちょうどタイに旅行で来られる方、タイ在住の方は是非、当日、ラジャダムヌンスタジアムに寄ってみて下さい。 今回はこのBKFCタイランドの9月3日のイベントについて紹介したいと思います。 ―ーーー BKFCタイランドはベアナックルファイトの団体で、これまでに2度、タイでイベントを執り行っています。 3回目となる今回は、これまで大会の顔としてメイン格に出場していた元ボクシング世界王者シリモンコンは欠場となりました。 しかし、大会の目玉として、K-1グランプリで2度の優勝経験を持つ、ブアカーオ・バンチャメク（ブアカーオ・ポープラムック）が出場することとなりました。メインイベントでトルコのキックボクサー、アーカン・バロルと対戦します。 ブアカーオは240勝24敗12分のプロ戦績を誇ります。彼は3年間のブランクから今年7月6日に復帰したばかりです。8月19日には同じラジャのリングで、三浦孝太選手とエキシビジョンファイトも行います。 ブアカーオと対戦するバロルですが、キックボクシングで88勝33敗の戦績を誇り、ベアナックルファイトは今回がデビュー戦になります。 8月5日にバンコク、セントラルワールドで行われたプレス発表会でブアカーオは次のようにコメントし、BKFCへの熱い想いを伝えました。「ヒザ、ヒジを使わず、拳の攻撃でバロルをノックアウトするだけです。私にとって、ベアナックルファイトは、非常にチャレンジング。この大会をタイの格闘技がよりグローバルなレベルで知られるようになることを願っている」とし、また「ファンがの皆さんが、このビッグイベントに来場し、私と他のタイのファイターを応援することを期待しています。私はファン皆を満足させることを約束します」とも述べました。 ―ーーー BKFCは、19世紀のベアナックルボクシングをヒントに、円形のリング”スクエアサークル”で、素手でのボクシングマッチを行います。 手首にはサポーターを巻きますが、ナックル部は何も巻かず、むき出しの拳です。BKFCは、ボクシング、MMA、キックボクシング、ラウェイ、ムエタイなどのプロ選手が集めて、この衝撃的な競技を行っています。今回の大会でも、有名なタイのボクサーも出場しますので、ピックアップしていきたいと思います。 今回、2つの女子ファイトがセットされていますが、そのうち1試合は、元プロボクシング2階級制覇女子世界王者のウサナコーン・タウィンスワンアワン（ウサナコーン・ゴーキアットジム）が出場します。 ウサナコーン選手は前回のBKFCでTKO勝ちを収めました。彼女はフィリピンのチェス・ヌバルと対戦します。ヌバルはアマチュアのMMA選手として経験を積み、ベアナックルファイトはデビュー戦となります。 元囚人ボクサーとして有名で、服役中は囚人ファイトの全タイ・チャンピオンにも輝いたタイ最凶ボクサー、コントゥアライ・JMボクシングジム（チャランポン・サワスック）も出場します。 彼はオダサイ便でも取り上げましたが、タイの囚人ファイトを描いた映画「暁に祈れ」にも元囚人ファイター達と俳優として出演しています。今回は本名、チャランポン・サワッスックとして出場し、元軍人の、カンタポン”ブラックファルコン”ペットサンと対戦します。 コントゥアライは、戸籍上は33歳ですが、実年齢は40歳を過ぎています。現在もムエタイのテレビシリーズなどで、毎月のように試合をこなしています。前戦は、プーケットで欧米人選手を相手に95キロ級契約のムエタイマッチに挑み、初回ハイキックでKO負けしています。ダメージが抜けているか心配ですが、初となるベアナックルファイトで、どのような戦いを見せるのかも楽しみです。 元PABA、ABFウェルター級チャンピオンのサドゥディー・シリムアンは前回2ラウンドでストップ勝ちを収めていますが、今回はスリランカの武術や空手使い、マリンダ・アマラシンゲと対戦します。彼はプロボクシングからは引退していますが、7月にタイ地下格闘技、ファイトクラブタイランドへ参戦し、話題を集めました。 BKFCタイランドの最初の大会で判定負けを屈した、元世界ランカーのマイク・タワチャイ（ピパット”マイク”チャイポーン）も初勝利を目指して、BKFCに戻ってきます。 タワチャイは7月にプロボクシング8回戦に出場し、世界1位のナワポーン・ナコンルアンプロモーションに判定負けを屈しています。今回は、72戦のムエタイ経験を誇るベテランの、フランキー・シラハットと対戦します。 9つの国から様々なバックグラウンドを持つファイターが集まり、イベントをエキサイティングなものとします。タイムエタイ界でブアカーオと双璧をなすレジェンド、セーンチャイ・PKセンチャイムエタイジム（ソーキングスター）もBKFCタイランドと契約し、今後ますます、注目を集めるイベントとなりそうです。 9月3日大会（BKFCタイランド3）の主なカードは以下の通りです。 メインイベント – ライト級ブアカーオ・バンチャメク（タイ） vs. アーカン・バロル（トルコ） セミファイナル – BKFC Thailand フェザー級王座決定戦ポンシポン"Ton"チュンヤン（タイ） vs. スラサック・スカンチャ（タイ） ライトヘビー級チャランポン・サワスック（タイ） vs. ドミニク・アニー（米国） ヘビー級スティーブ"Panda" バンクス（米国） vs. アムド "Koko Hammer" アドベルファタ（エジプト） ライト級 – King of the Streets スーパーファイト、ストリートファイト王座決定戦ソンチャイ“Maseng” カンティポン（タイ） vs. ジャカポップ "Phop Perfect" ラッタナマンサン（タイ） フェザー級ピパット "Mike" チャイポーン（タイ） vs. フランキー・シラハット（タイ） バンタム級ウサナコーン・タウィンスワンアワン（タイ） vs. チェス・ヌバル（比） フェザー級サドゥディー”Sam”・シリムアン（タイ） vs. マリンダ・アマラシンゲ（スリランカ） チケットは、2500、1500、1000バーツの3種類で、タイチケットメジャーのサイトからEチケットを購入することができます。 https://www.thaiticketmajor.com/sport/bkfc-thailand-3-moment-of-truth.html 有料のストリーミング中継も用意されています。 Desktop https://referral.bareknuckle.tv/BKFCThailandiOShttps://apple.co/3z62ymMAndroidhttps://bit.ly/3b3gHcD 【プロフィール】 オダサイ バンコク在住のRSCファンで、タイのボクシング、ムエタイ、プロレスなどの会場に出没しています。 自身も、40歳前にはじめたムエタイ、キックボクシングでアマチュアの試合に出場し、1勝（0KO ）1敗（1KO）で、キャリア中断してます。 タイの気になるボクシング、格闘技情報を、バンコク発オダサイ便でお届けします。 instagram : https://www.instagram.com/rsc_bkk_odasai/
