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「ききて」のジョー 第1回 だれバト代表・土屋修平|rsc products公式ウェブサイト

「ききて」のジョー 第1回 だれバト代表・土屋修平

とにかくカッコつけろ!

こんにちは!東京店スタッフのジョーです! 新企画・「ききて」のジョー記念すべき第1回のゲストはだれバト代表・土屋修平さんです! ボクシング元日本王者、土屋修平さんが主催するスパーリング大会だれバト。先日6月4日 HYPERMIX門前仲町で行われた「だれバトvol.7」では RSCとして出店も行いました。そこで見た風景、会場の雰囲気までそれまでに見たスパーリング大会と何か違う斬新な印象を持ちました。 当日は土屋さん自らも試合に出場し、客や他の選手の士気も上がり、会場のボルテージもMAXになるシーンも。 今までのスパーリング大会の常識を壊して、みんなで楽しみ盛り上がろうぜ!とゆう土屋さんの意志や心情を感じました。今回は土屋選手のだれバトを始めたきっかけからボクシングに対する想いなどを語ってもらいました。 ―今日は「だれバト」やRSCとの可能性などについて色々と聞いていきたいのですが、まず「だれバト」設立の背景について教えていただけますか? ボクサー引退後、どうボクシングと関わっていくかを考えたときに、自分でジム運営をして選手を育てることは自分の思想と合わないと感じて、スペースを安く借りれる機会もあったので、流れ的にも大会運営をすることに決めました。 ―具体的にどんな思想と合わなかったのですか? 自分の性格的に、教えた選手が自分より強くなって「キャーキャー」言われることが多分嫌なんですよね(笑)。納得がいかないというか。だから、誰かをチャンピオンにしようとか、選手を育成するということに対してノレなかった。 ―イケイケなファイトスタイルの土屋選手らしい考え方ですね(笑)。次に「だれバト」のコンセプトについて教えていただけますか? コンセプトは「ボクシングの試合が誰でも簡単にできる大会」です。特にボクシングをやったことがない人に参加してもらいたいと思っています。ボクシングってほかのスポーツと違って「明日ボクシングしようぜ」とか出来ないじゃないですか。サッカーや野球はフットサルだったり草野球があるのに、ボクシングは試合に出るまでのハードルが高すぎると思っています。だから、もちろん安全性をクリアしたうえで、誰もが気軽にボクシングができる場を設けてカルチャーを作り上げたいと思っています。 ―「だれバト」は他のスパーリング大会と比べてエンタメ性が高いという魅力もあると思うのですが、そこについて何かこだわっていることはありますか? 第一に、ボクシングって近くで見るのが一番面白いに決まっているんですよ。しかも、サッカーとか野球と違って5メートル×5メートルのリング1つあればどこでもできるじゃないですか。だから、ミニマムでやりたいと思っていて。もっと言えば、座席すらいらないと思っているんですよ。「だれバト」が立見を推奨している理由っていくつかあって、1つ目が自由に喋れること。2つ目が自由に動けて出入りできること。3つ目が空席が生まれないこと。今の格闘技の座席ってほとんどの興行で空席が生まれるし、喋ろうと思っても隣の人としか喋れないじゃないですか。だから、試合中も無音になってしまう。それがとにかく嫌ですね。 ―確かに後楽園ホールは空席が目立ちますし、試合も静かに進みますよね。 そうなんですよ。でも、立見にすれば自由に動いて好きな人と喋れるじゃないですか。空席が生まれることもないですし。しかもリングに近づいて試合を見れる。とにかく、リングを間近に見れる環境で自由に動き回って会話しながら試合を見てほしいんですよね。 ―てっきり、会場はできるだけ大きければ大きいほど良いと思っていましたが、真逆だったんですね。 そうです。会場を小さくすると集客人数も少なくなって利益が出ないと思われがちなんですけど、見たい試合に合わせて会場を出入りするということが定着すれば、キャパの限界も解決できるんですよね。立見で出入りを自由にして会場に流動性を持たせれば、キャパ100人の会場でも1000人集められるんですよ。だって、後楽園ホール行っても第一試合からメインイベントまで見る人ってほとんどいないじゃないですか。特にオール4回戦の興行だったりすると、ほとんど身内の応援しかいない。ライト層は他人の試合なんて興味ないわけですよ。だったら、興行に合わせて会場も小さくする。尚且つ、応援したい試合だけ中でみて、あとは試合ごとにお客さんが入れ替わるようなシステムができれば良いと考えています。 ―確かに会場に流動性を持たせれば、キャパが小さい会場でも十分集客できますね。もう一つの「だれバト」の大きな特徴である2分×3ラウンド制は、どのような意図があるのでしょうか。 それについては、まずボクシングの弱点から話そうと思います。ボクシングの最大の弱点って露出の少なさなんですよ。ボクサーは年間に多くても4試合しかしないじゃないですか。1試合したら次の試合までの3、4か月忘れられてしまう。年間最大100試合以上ある野球に年間3、4試合しか露出がないボクシング・ボクサーが人気で勝てるわけないじゃないですか。だからといって、3分×10・12ラウンドのボクシングを毎月やったらすぐ壊れるに決まっています。だから、一試合の時間を短くする。「だれバト」が短いラウンド数を推奨する最大の理由は選手の露出を増やすためです。試合が短いから、長いから面白いじゃなくて、結局、露出回数が多いから面白いんですよ。僕の思う理想はボクサーが後楽園ホール以外の小さい会場でも試合を増やしていくこと。月1回は試合をして露出するというのが、ビジネス的観点から見たボクシング、ボクサーのあるべき姿で、価値を高めてくれる形だと考えています。 ―じゃあ、「だれバト」も今は2か月に1回のペースですけど、もっと増やしていきたい? そうですね。まずは月1回を目指す。最終的な理想は、ラジャダムナンスタジアムみたいに格闘技専用のスタジアムを作って、毎週そこで格闘技の興行が行われることです。飲食ブースやアパレルブースも作ったり、興行がない日でもスパーリング大会だったり、撮影に使ったり、やりようは色々とあると思います。ただ、とにかく実現するお金がないです。だれか5億円くらいくれないかな(笑)。 ―露出回数が増え、ボクシングをより身近に感じることができれば、競技人口増加にもつながるでしょうし、なんとか変えていきたい部分ですね。 はい。ただ、競技人口という点では、無理に増やそうとする必要もないと考えています。今のボクシング業界って、青少年への普及だったり、競技人口を増やす取り組みが盛んになっているけど、根本的に間違っていると思っています。そもそも、ボクシングやりたい奴なんて頭おかしいに決まっているんですよ(笑)。俺だったら絶対娘にやらせたくない。でも、一定数殴り合いだったり、「スリルが好きでしょうがない」っていう人もいる。僕もその一人だし。だからこそ広げるんじゃなくて、今既にあるコミュニティをより盛り上げられるように、コンテンツのクオリティを上げてどんどん尖らせていくべき。競技人口が減ったって井上尚弥選手みたいに強い人も出てくる。競技人口が減ることは大した問題じゃないし、流れとしては当たり前。本当の問題は、万人受けを目指してつまらなくなること。だから、とにかくコンテンツを突き詰めて、刺さる人に刺さればいいというスタンスを取るべき。細分化していくのは時代の流れとして当たり前なので。ボクシングを突き詰めることで、より尖ったものにする。でも参入するハードルは下げる。僕なんかは、人が知らないものを自分が知っていることに悦を覚えるんですけど、「お前は知らないだろうけど、俺はあのかっこいいボクシング知ってるぜ。」というマウントが取れるようになればなと思っています(笑)。現代のファイト・クラブみたいなカルチャーを作れたら最高ですね。 ―ファイト・クラブ!あの独特な雰囲気をボクシング界が作り上げられたらかっこいいですね!「現代版ファイト・クラブ だれバト」の次回大会はいつ開催ですか? 次は8月27日(日)に第7回と同じHypermix門前仲町で行います。応募も始まっているので、少しでも興味あれば応募してくれると嬉しいです! ―ここからはRSCについてお伺いしたいです。土屋さんはRSCにどんな印象をお持ちですか? 現役時代からRSCに応援グッズを作っていただいたり、引退後の今でもこうして関われているのは嬉しいです。僕がRSCのすごいと思うところはストリートと融合しているところですね。今のスポーツの流れって、例えばバスケだったりスケボーだったり、どんどんストリート化の方向に進んでいる。アーバンスポーツっていう、いかに都市や街でできるかというトレンドがある中で、RSCはボクシングとストリートを結びつけてカルチャーを作っているのがすごいと思います。 ―だれバトとRSCの可能性については、どうお考えですか? 「だれバト」というワードを聞いたときに、「RSCのかっこいいウェアを着た姿」が浮かび上がるようにできれば良いですね。今はウェアもグローブもギアも全く統一されていないですけど、いずれはデザイン性に優れたアイテムで統一したいと思っています。ボクシングって色々とダサいんですよね。ヘッドギア、ファウルカップ、アマチュアで着ているユニフォーム。挙げればきりがない。みんな最初は「モテたいから」という理由で始めるのに、あんなダサいもの身につけていたらモテるわけがない(笑)。なのにみんないつの間にか受け入れている。ボクシングの練習着や試合着を見たときに憧れらるような、かっこいいイメージを定着させることは本当に大切だと思っています。だから、RSCと協力して「だれバトはかっこいい」というイメージを作り上げていきたい。 ―最後にRSCファンに一言お願いします。 とにかくかっこつけろ!以上! インタビュアー/ジョー <PROFILE> ジョー 2022年11月から東京店にて勤務。 大学3年生。ボクシング歴1年。応援している選手は、RSCサポート選手と藤田炎村選手。 大学入学後プロボクサーを志してボクシングを始める。ジムでRSCを知り、活動に惹かれアルバイトを始める。 「ボクシング・格闘技が好きでつながる空間」を目指し、毎週土曜日東京店にて勤務しています。 是非遊びに来てください!東京店でお待ちしております! Instagram https://instagram.com/jo_rscproducts?igshid=MmIzYWVlNDQ5Yg== Twitter https://twitter.com/M5GpeRO3tQAk5Gr 🛍オンラインショップ https://shop-rscproducts.com #rscproducts #boxing #kickboxing #fashion #apparel #ボクシング #キックボクシング #プロレス #格闘技 #ファッション #アパレル #東京 #水道橋 #後楽園ホール#だれバト#土屋修平

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